【フリースケート】アメリカ発祥のローラースポーツ 世界チャンプは20歳の大学生 尾道市・因島から魅力を発信
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- Опубликовано: 11 июн 2023
- #フリースケート #アメリカ #尾道市
みなさんはこのスポーツの名前をご存じでしょうか?ボードと足を固定せず自由度の高い動きが特徴なこちらのスポーツ。その魅力を発信する因島のチームを取材しました。
尾道市因島。子どもたちが何かに乗って滑っています。
これはスケボーでもローラースケートでもありません。
その名もフリースケートです。
アメリカ発祥で20年ほど前に日本に上陸したローラースポーツで、車輪付きの左右一組のボードにそれぞれの足を乗せて滑ります。
ボードと足が固定されていないため、滑っている時に足を入れ替えるなど、自由度が高いのが特徴です。
(練習する子どもたち)
Q:始めてどれくらい?
「2、3年くらい、1か月くらいでうまくなった」
「全部楽しい」
フリースケートチーム「零」代表・岡野貴文さん(45)。
友人に誘われフリースケートを始め、2012年にチームを結成、尾道市が整備した廃校を活用し子どもたちに無料で教えています。
【フリースケート『零』・岡野貴文代表(45)】
「本当に楽しい乗り物、難しいですが練習すると必ずできるようになる、達成感とかが面白いところ」
同じく因島出身で「零」のメンバーの1人山根優希さん。
福山大学薬学部に通う現役の大学生ですが、国内のボードメーカーと契約しているプロのフリースケーターです。
小学6年の頃に岡野さんと出会いフリースケートに夢中になりました。
【福山大学2年生・山根優希さん(20)】
「まず技が全体的に難しい。決まった時の達成感や新しい技を思いついてそれを実現できた時とか、達成感が一番大きいかなって思います。まだ発展途上のスポーツなので自分で技を開発できるのが楽しみの1つ」
先月、茨城県土浦市で開催されたフリースケートの世界大会。
アメリカやカナダ、中国など世界10カ国以上が参加する中、山根さん含めた零のメンバー7人も参加。
山根さんはマスタークラスの技を競う種目で2連覇を果たし、初めて参加した梅野さん姉妹も一般の部で優勝と準優勝を獲得しました。
【山根さん】
「世界大会はとてもレベルが高い場所だと分かっていたので、自分が優勝できたこと驚きの気持ちがあります。絶対負けたくない気持ちが生まれたんで、練習が結果に結びついたと思います」
岡野さんによるとフリースケートの国内の競技人口はおよそ4万人。ローラースポーツの中では知名度はまだまだ低いのが現状です。
マイナーなこのスポーツを人口およそ2万人の因島から盛り上げていきたいと言います。
【岡野代表】
「とにかく乗ってほしい、とにかくたくさんの人に知ってほしい、体験して「面白い」と思った人はやってほしい。(フリースケートは)世界ですごい広がっている、日本でももっともっと広がってほしいと願っています」
『フリースケート最高!』